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graizegrazieさんのやったこと、学んだことを記録する雑記帳です

Lpノルムとマンハッタン距離、ノルム

{L_p}ノルムとは、{n}次元のベクトル{\overrightarrow{x}=(x_1,x_2,\cdots, x_n)}および{1\leq p\leq \infty}なる{p}に対して、
{\sqrt[p]{ x^p_1 + ... + x^p_n }}
で表され、{\| \overrightarrow{x}_p \|}と表記する[1]。

そもそもノルムとは、

任意のベクトル{x, \  y}と定数[tex:{a}があるとき、下記の3つの性質を満たす関数のこと。

  • {\|\overrightarrow{x}\|=0\iff \overrightarrow{x}=0}
  • {\|a\overrightarrow{x}\|=|a|\|\overrightarrow{x}\|}
  • {\|\overrightarrow{x}\|+\|\overrightarrow{y}\|\geq \|\overrightarrow{x}+\overrightarrow{y}\|}(三角不等式)

マンハッタン距離

{p=1}の時、つまり{L_1}ノルムはマンハッタン距離とも言われる。マンハッタンが碁盤目状になっており、2地点間の距離を北に○ブロック、東に△ブロックという表現することに由来している。べき乗しないため外れ値に対してロバストだ[3][4]、と書かれているが、イマイチ理由はわからない。。数式では下記の様に表現する。
{|x_1|+|x_2|+\cdots +|x_n|}

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Fig. マンハッタン距離の概念図[2]

ユークリッド距離

{p=2}の時、つまり{L_2}ノルムはユークリッド距離とも言われ、2点間の直線距離を表す。一般的な表現のため詳細は割愛。